【世界の車窓から】命名について考えた、の巻

2022.11.24

静岡名物さわやかのゲンコツハンバーグ師匠

11月初旬、撮影のため、一路静岡へ。極端なカーブの少ない1本道で東京から繋がる東名高速は、疲労感も少なく、変わりゆく風景にも癒され、個人的にはおすすめドライブコースなのです。

早朝から夕方までの撮影香盤でしたが、巻きに巻いて昼過ぎには撮影終了→その足で名物さわやかへ。さわやかはハンバーグを提供する、静岡が360万人の県民に名を轟かせるソウルフードレストラン。御殿場アウトレットにもお店があったり、未確認ではあるが、おそらくケンミンショーとかでも特集済なのではないか。

その中でも主役を張るメニューが写真のゲンコツハンバーグ(ウェルダン)。こぶし大の肉肉しい塊は、熱々の鉄板にのせられてサーブされ、アルバイトのおねーさん(熟女の時もあり)に目の前で半分にカットされるのである。朝から空腹に腹を鳴らしていた私たちスタッフもその光景にゴクリ。おねーさん(熟女の時もあり)は、愛想よく「どうぞ」と言って私たちの席を後にする。

おねーさんがいなくなった後、お客さんにはすぐにやらなければいけないこと、まずはその半分になった”げんこつ”を何等分かにさらにカットし、真っ赤な断面を熱々のプレートに押し付けるのである。その丸々としたワガママボディーゆえ、2等分だとハンバーグの芯温はまだ冷たく、火はまったく通っていない(個人的感想)ので、食えたものではない。県外から来ている私たちビギナーさんはとにかくプレートが熱いうちに少しでも火を通すのだ。そうすることで適度に火の通った肉肉しいソウルフードを美味しくいただける。ライスorパンがセットのため、お腹も満腹、ハンバーグの香り漂う店の扉を開けて外に出ると、その空気のなんと爽やかなこと・・

さわやかというネーミングはメインの商材自体から発したものではなく、一連の食事体験そのものに由来しているのかもしれない、と東の空が夕日に空が染まっていく東名を帰っていったのでした。

#撮影日記

#静岡

#さわやか

#本日のロケ弁

#ネーミングとは

totop